一度に記憶できる量と忘れる速度は誰でも同じ
■マジカルナンバー7とエビングハウスの忘却曲線
短期記憶の容量には限度があり、人間が一度に記憶できる個数は7±2個です。これにはあまり個人差がありません。
米国の心理学者ミラーが発見し、「マジカルナンバー7」として知られています。
そして忘れていく速度にもほどんど個人差はありません。
右の表はドイツの心理学者エビングハウスが発見し「エビングハウスの忘却曲線」として知られています。エビングハウスの実験によれば、何かを覚えただけで反復をしないと、わずか20分でそのうちの42%を忘れ、1時間で56%を忘れ、9時間で64%を忘れ、6日後には75%も忘れてしまうが、1週間から先は、1ヶ月たっても忘却はゆっくり進み、20%程度は、なかなか忘れないで長期記憶として残るとされます。
つまり忘却は覚えた直後に最も急速に進み、それを乗り越えたものは長期記憶化するということです。
意外に思われるかもしれませんが、一度に記憶できる量と忘れる速度は誰でも同じなのです。
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